自動車業界に激震
悪魔のトランプ25%関税 5つの急所
週刊新潮 2025年4月10日号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/04/03 |
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JANコード | 4910203120459 |
定価 | 510円(税込) |
悪魔のトランプ25%関税 5つの急所
▼雇用を直撃 「企業城下町」の本音
▼業界の重鎮2人はどう見ているか
▼恥ずかしい日米首脳会談の糠喜び
▼日本が切れるカードの具体的中身
中居正広を初撮影
「第二の日枝久」に懸念
▼最後まで煮え切らない態度だったドン
▼急いで刷新人事を公表したことに疑問の声
最新版「トクリュウ強盗」「空き巣」対策
「危ない低血糖」との付き合い方
“神風”まで恃む旧統一教会の内情
歌手「中孝介」の“優しい歌声”が胡散臭い
▼『あんぱん』ヒロイン 「今田美桜」の母親はカレーパンを売っていた
▼二所ノ関部屋に報奨金200万円 茨城県阿見町はタニマチなの?
▼『月曜から夜ふかし』捏造編集で日テレが何とか誤魔化したいコト
▼「まるで藤浪晋太郎」 ドジャース「佐々木朗希」の乱調をどう見るか
▼周囲は困惑 羽生善治が将棋連盟会長“退任”で目指す偉業
▼卒業アルバムが動画に
▼東大「中国人」290万円
▼米司法長官の美魔女遍歴
▼「史上最高対決」で異例事
▼宝塚で松岡修造の娘が
米田哲也(87)が陥った極貧生活
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/真由子
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 松村邦洋 タレント
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/大石 圭
▼Bookwormの読書万巻/森 暢平
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
自動車業界に激震
悪魔のトランプ25%関税 5つの急所
「米国の『解放の日』の始まりだ」──。そう米大統領が息巻くと、東証の平均株価は今年最大の下げ幅を記録した。日本経済の根幹である自動車業界に激震が走っているが、我々に為す術はあるのだろうか。トランプ関税における「5つの急所」を総点検してみよう。
フジテレビ「調査報告書」の全貌
「第二の日枝久」に懸念
フジテレビの第三者委員会は報告書の中で中居正広(52)の女性アナウンサーに対する“性暴力”を認定。さらに、日枝久取締役相談役(87)が醸成した閉鎖的な企業風土の問題も併せて指摘した。一方、報告書公表の数日前、中居は意外な人物のもとを訪れていて──。
寝起きがダルい、認知機能低下も……
「危ない低血糖」との付き合い方
ダルい、眠い、しんどい。なぜ自分はこんなに根性のないダメ人間なのだろうか……。そう落ち込む前に、「真の原因」を追究してみるのが先かもしれない。もしかしたら、それは「血糖」のなせる業の可能性があるのだ。認知機能の低下も招く「低血糖」を解説。
缶酎ハイ万引きで逮捕 歴代2位「350勝」投手
米田哲也(87)が陥った極貧生活
球界は騒然である。日本プロ野球の歴史に名を刻む大投手・米田哲也(87)がスーパーで万引きにおよび、窃盗容疑で逮捕されたのだ。盗んだのは、2本の缶酎ハイ。名選手の現在を取材すると、見えてきたのは想像を絶する尾羽打ち枯らした姿だった。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。