フジサンケイ帝国
「日枝久」総帥に誰も引導を渡せない特殊事情
週刊新潮 2025年2月13日号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/02/06 |
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JANコード | 4910203120251 |
定価 | 510円(税込) |
「日枝久」総帥に誰も引導を渡せない特殊事情
▼新番組が始まるサンドウィッチマンの不安
▼日枝氏が「潜在的恐怖」から解放された日
▼元重役は「あいつは権力翼(欲)だ」
◆森喜朗元首相の「孫娘」も在籍 「フジテレビ」は著名人の子弟だらけ
◆「特異なフジ的文化」に驚いた元TBS吉川美代子アナの目撃証言
次は東京23区の下水道が危ない
▼3つの不運が重なった事故原因
▼耐用年数近づく「下水道ハザードマップ」
▼23区で特に危険な地域は?
小池知事肝いり「卵子凍結」の光と影
【独自入手】小沢一郎 英国機密ファイル
「あずき」の超健康効果
逮捕された“極悪社長”の下劣な生活
▼年間売上50億円 違法スカウト集団「ナチュラル」の捜査は超難航中
▼玉木雄一郎「不肖の弟」の会社が破産 本人は「過去最大の極貧」状態
▼「桐島聡」死後1年で“革命同志”が語った49年間自首しなかった理由
▼「ニデック」強引買収案
▼AIが配属先を判断?
▼大人気「マー君」女房役
▼市川猿之助ついに復活 ほか
「翔猿」の陰湿イジメ
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/水戸茂雄
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 梅宮アンナ モデル・タレント
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/内藤みか
▼Bookwormの読書万巻/木ノ下裕一
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
フジサンケイ帝国
「日枝久」総帥に誰も引導を渡せない特殊事情
「あの人が居座るかぎり騒動は終わらない」──フジテレビ内部からは悲鳴にも似た声が聞こえてくる。あの人とは無論、日枝久・取締役相談役(87)のことだ。彼はなぜ権力を手放そうとしないのか。その謎を解くべく、巧妙な統治体制の成り立ちとカラクリに迫る。
埼玉八潮市「道路陥没事故」の深層
次は東京23区の下水道が危ない
まるで“底なし沼”のような穴が、捜索隊の行く手を阻む埼玉・八潮市の道路陥没事故。その原因と目されるのは老朽化した下水道管である。実は同様のリスクを抱える管は全国各地に存在するが、中でも危険なのが東京23区。その実態と対策を以下にお届けする。
最強のアンチエイジング食材
「あずき」の超健康効果
“小”だからといって、“大”よりも劣るとは限らない。良質なタンパク源として重宝されてきた大豆。一方、小豆にも、身体の錆びを防いだり、ダイエットや美肌に有効な成分が多く含まれているのだ。以下は「最強のアンチエイジング食材」である小豆食のススメ。
4人の付け人が次々辞める異常事態 告発された人気力士
「翔猿」の陰湿イジメ
角界を代表する“イケメン”として高い人気を誇る、東前頭二枚目の翔猿(32)。麗しくも凜々しい顔立ちとは裏腹に凄絶なパワハラ気質の持ち主で、付け人が次々に辞めていくというから聞き捨てならない。かくて相撲協会に告発があり、彼は聴取を受けるにいたった。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。